2023年4月30日更新
任天堂のソフト制作力は世界一だと思っています。 一方で、コントローラーに関しては昔からイマイチだとも思っています。 Switchのジョイコンもプロコンも壊してしまって修理にだしましたが、プレステのコントローラーが壊れたことはありません。
私が経験した範囲の話ですが、任天堂のコントローラーは以前から壊れやすいと感じています。 例を挙げるときりがありません。
まず、スーパーファミコンのL・Rボタンは強く押し過ぎて何度も折れました。 当時はストⅡが流行っていて、L・Rボタンは強攻撃に割り振られており、何度もコントローラーを壊してしまいました。
また、3DSのスライドパットも割れたことがあります。 3DSはマリオカート7をプレイしたいがために購入したのですが、力が入り過ぎてしまったのかスライドパットが壊れてしまいました。
どちらも、対戦相手がいるので、知らず知らずのうちに力が入り過ぎてしまったのかもしれませんが、以前から「任天堂のコントローラーは弱い」と感じていたのです。
そして、Switchのジョイコンとプロコンも例外ではありませんでした。 Switchはブレスオブザワイルドをプレイしたくて購入したのですが、本体に付属しているジョイコンはあっという間にスティックが誤作動を起こすようになったのです。
折れたり割れたりはしていないのですが、スティックに触れていないのにリンクが勝手に歩き出してしまう現象が起きるのです。 同様の事例を検索したところ、任天堂のサイトにスティックの補正方法が紹介されていたので試してみたのですが改善されず…
任天堂Q&A「【Switch】スティックの補正方法を知りたい」
https://support.nintendo.co.jp/app/answers/detail/a_id/35164
ジョイコンに関しては購入前から脆弱性が指摘されていましたので、覚悟はしていたのですが、予想よりも早かった気がします。 ジョイコンは軽いので、ジャンルによっては相性の良いゲームもあると思いますが、私のように力が入り過ぎてしまうプレイヤーにとっては不向きのようです。
ただ、SwitchにはProコントローラー(通称プロコン)も用意されていましたので、ジョイコンが壊れてからはプロコンを愛用することになりました。
プロコンは高価というデメリットもありますが、握りやすく、ボタンが大きいので操作しやすいといったメリットもあります。 +ボタンやホームボタンなどは出っ張りを低く抑えているのでプレイ中に誤って押すことがなく、良くできてるなぁと感じます。
プレステのコントローラーと異なりスティックの位置が左右非対称ですが、実際に操作してみると違和感はありません。 購入後、かなり気に入って使い始めたプロコンですが、残念ながら左スティックが壊れてしまいました。
スプラトゥーン2にハマり、私も連日プロコンを酷使していたのですが、ジョイコンと同様に左スティックが誤作動を起こし始めたのです。 スティックに触れていないのに勝手に動きだす現象です。 もちろん、スティックの補正も試してみたのですが改善しません。
スプラの続きを我慢ができなかった私は地元のヨドバシカメラで新しいプロコンを購入したのですが、壊れたプロコンを捨てるのももったいないと思ったので修理に出すことにしました。
任天堂のサービスセンターへオンラインで修理を依頼し、壊れたプロコンを京都の宇治工場まで送ることになったのですが、その際の送料まで負担してくれるとのことでした。 こっちから送る分は払うつもりでいたのですが、保証期間内だと着払いで送っていいのです。
それから一週間もせずに修理されたプロコンが手元に戻りました。 保証期間内であったため当たり前かもしれませんが、スプラで長時間酷使したコントローラーが無料で修理できたことには満足しています。
ただし、プロコンは他のサードパーティー製よりも高価ですし、もう少し丈夫でも良いのではないかというモヤモヤした感じは残っていました。
コントローラーのことは置いといて、ブレスオブザワイルドは私も大好きなタイトルで3周目をプレイしたくなりました。
追加コンテンツの「試練の覇者」や「英傑たちの詩」も非常に面白くて、特にリーバルのストーリーは泣けるほど素晴らしく、未プレイの方には「ぜったい損しないからやってみて」と言いたいほどの完成度でした。
3周目を始めて間もなく、またしてもプロコンの挙動があやしくなってきました。 ライネル戦にいたってはブレワイ屈指の強敵ですし、こっちも気合が入ります。 コントローラーをすり減らして戦うといっても過言ではありませんが、スティックが誤作動を起こし始めてしまったのです。 コントローラーが壊れる理由はいくつか考えられます。
おそらく上記のどれか一つということではなく、全てが当てはまっていたと思います。 プロコン本体は丈夫な作りなのですが、スティックが脆く、壊れるのはいつもココです。
今回は保証期間を過ぎているため実費で修理にださなくてはなりません。 しかも、片方だけではなく左右のスティックがおかしくなっていました。 スティック2本の修理代と送料を考慮すると新品を買った方が安い可能性すらあります。
まずは任天堂のサービスセンターをチェックしてみようと考えました。 修理費用が書かれているかもしれないと思ったからです。 保証期間が切れていたので、この点も含めてポイントを挙げると、
※ 保証期間内の場合は送る際の送料も任天堂が負担してくれる
修理に出すのであればオンラインで修理を申し込むと「WEB割引」が適用されて5%安くなります。 電話で依頼したり、地元の販売店(買ったお店)へ持ち込んでは適用されません。
また、オンラインで修理を申し込むと「修理依頼票」が表示されます。 これを印刷して一緒に送らなくてはならないのでプリンターも必要です。
保証期間内であれば送料は行きも帰りも任天堂が負担してくれます。 ただ、保証期間が過ぎている場合は、任天堂への送料は自己負担になります。 戻りの送料は任天堂が負担してくれます。
ニンテンドーアカウントを持っているならログインして、名前や住所などを入力します。
任天堂「オンライン修理受付」
https://www.nintendo.co.jp/support/repair/online.html
プロコンやジョイコンの修理を依頼の場合、「修理依頼品」の項目は「Nintendo Switch ファミリー」を選択します。 チェックボックスが表示されて、Switch本体かコントローラーか選べるようになりっています。
下記はコントローラーを修理する際の選択肢を記載しておきますので参考にしてください。
「1つ目の症状のカテゴリーを選んでください。」
⇒「ボタン関連」を選択
「お困りの症状を選んでください。」
⇒「アナログスティック、L/Rスティックの反応がおかしい~」を選択
「症状の発生タイミングを教えてください。」
⇒「常時」を選択
また、症状を書いて伝えることができるので、上記の選択肢を間違えてもちゃんと修理してくれると思います。 どこが、どのように調子が悪いのか、具体的に書いておけばサポートセンターの方も理解しやすいはずです。
「見積り連絡希望金額の選択」では、修理費用に応じて連絡をしてくれるサービスです。 例えば、修理に5,000円までは払えるけど、もっと高くなるなら修理したくない、もしくは検討したいといった場合に設定しておきます。
純正のプロコンであれば、任天堂の希望小売価格が税込みで7,678円(スペシャルエディションを除く)なので「修理費用が3,500円~」か「修理費用が5,000円~」を選べばよいでしょう。 希望小売価格以上の修理費用を請求されることはないはずです。
だいたい、10分ほどで手続きが終わると思います。 あとは壊れた商品を京都のサポートセンターへ送りましょう。
上記の手続きを行い、修理から戻ってくるのを待ちます。 私の場合は一週間ほどで戻ってきました。 修理期間は混雑状況によって前後すると思います。
戻ってきた箱を開けて私は驚きました。キズだらけだったコントローラーが新品になっていたのです。 左右のスティックが故障し、外装部品も破損していたので新品と交換してくれたそうです。 修理費用(交換代?)は4,000円でした。
買い替えるよりも安く済んだので助かったということもありますが、何より新品を送ってくれたことが嬉しかったのです。 いろいろと修理したり交換したりする手間を考えれば新品を送った方が任天堂としてはコストを抑えられるのかもしれませんが、やはり新品を受け取ると気持ちが良いものです。
任天堂の神対応はよく聞く話だと思います。 手紙を送ったら心のこもった返信があったり、水没させてしまった3DSが新品になって返ってきたりなど枚挙にいとまがありません。
修理に出したら本体に貼ってあったシールが元通りに貼り直してあったり、セーブデータもコピーしてくれたり、場合によって無償で修理してくれることもあります。
神対応を受けられるのは主にちびっ子だと思われますが、大人が相手でも任天堂は神対応をみせてくれることもあるのです。 コントローラーが壊れやすいといった欠点があるものの、それ以上に多くの喜びや驚きをくれる任天堂をこれからも応援したいと思っています。
ゼルダの伝説は任天堂のゲーム著作物です。 当攻略サイトは「任天堂の著作物の利用に関するガイドライン」に則り、知的財産権の保護に努めています。